音楽

ビル・エヴァンスの正しい聴き方

コンプリート・ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード1961アーティスト: ビル・エヴァンス,スコット・ラファロ,ポール・モチアン出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2002/06/21メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (11…

またまた、またビル・エヴァンス

中山康樹さんの新刊「ビル・エヴァンス名盤物語」を読む。ビル・エヴァンス名盤物語 (CDジャーナルムック)作者: 中山康樹出版社/メーカー: 音楽出版社発売日: 2005/05/01メディア: ムックこの商品を含むブログ (4件) を見るまたまた、またビル・エヴァンス、…

カルロス・クライバー

2004年7月13日に指揮者、カルロス・クライバーが亡くなった。きょうがクライバーの一周忌ということになる。いまは亡きクライバーを想って君はなにを聴く?ぼくは「ブラームスの第四」を聴く。ブラームス:交響曲第4番アーティスト: クライバー(カルロス),ブ…

Musical Baton

id:Wandererさんからバトンが回ってきたので、少々。①Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量):現在、コンピュータには音楽ファイルは入れていません。②Song playing right now (今聞いている曲):ちあ…

おすすめ商品

アマゾン書店に行くと「●●さん、おすすめ商品があります」というリンクが貼ってある。ついついこれをクリックしてしまう。そして、ついつい購入してしまうのだ。これが良い時もあれば外れの時もある。今回はhttp://d.hatena.ne.jp/mii0625/20050421の日記に…

キース・ジャレット・トリオ

「アウト・オブ・タウナーズ」を聴いたのをきっかけに、キース、スタンダーズの2000年、2002年のライブ盤を聴きなおす。Inside Outアーティスト: Keith Jarrett出版社/メーカー: Ecm Records発売日: 2001/10/02メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブロ…

偲ぶ会

一気呵成に交響曲第二番を完成したブラームスは翌1878年45歳の時、「バイオリン協奏曲」を、1881年48歳のときには「ピアノ協奏曲第二番」を、さらには1883年50歳の時に「交響曲第三番」を書き、1885年52歳のときに「交響曲第四番」を完成させる。こうして傑…

ブラームスの交響曲第二番

1876年の11月に21年という年月を費やして完成した交響曲第一番の初演をクララ・シューマンと仲睦まじく聴きに行ったブラームスは翌1877年44歳の夏を南ドイツヴェルター湖畔の保養地ペルチャッハで過ごす。そして交響曲第二番を完成してしまった。その間僅か…

年齢差カップル

「愛があれば年の差なんて…」 20歳の秋にシューマン家を訪れたブラームスは1850年代のマルタ・アルゲリッチとでもいうべき美貌のピアニスト、クララ・シューマンに一目惚れをしてしまう。クララ・シューマン34歳のときだった。因(ちな)みに歌手小柳ルミ子…

苦節二十年

ブラームスはのちにハンブルグ・フィルハーモニーのコントラバス奏者に就任するまでになった街の音楽家の父からバイオリンやチェロの手ほどきを受け、10歳のときにはピアノの腕を認められてアメリカ行きを薦められるほどだったという。13歳のときから酒場や…

きょうの朝日新聞夕刊で作詞家・江間章子さんが逝去されたことを知った。「夏がくれば思い出す…」と記されていたが、やはりこの季節の江間さんのご逝去といえば「春よ春よと駈けていったよ」の「花の街」ではないだろうか、と朝日新聞の記者さんに問いたい、…

聴く順序

ビル・エヴァンスのアルバムは↓の順序で聴く。ワルツ・フォー・デビイ+4アーティスト: ビル・エヴァンス,スコット・ラファロ,ポール・モチアン出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2004/09/22メディア: CDこの商品を含むブログ (20件) を見…

ルードウィヒ・B (潮ライブラリー)作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 潮出版社発売日: 1998/12/01メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るオットー・クレンペラーの「フィデリオ」を聴いていたら思い出した、手塚治…

大西ユカリと新世界

「大西ユカリと新世界」大阪ナイトスキャンダルアーティスト: 五木ひろし,大西ユカリ,木村充揮,綛田陽啓,今泉敏郎,宮原透,中村泰士出版社/メーカー: ファイブズエンタテインメント発売日: 2004/10/06メディア: CDこの商品を含むブログ (8件) を見るの歌はい…

ぼくは2002年の2月からライコス・ダイアリーというところでウェッブ日記を書いてきた。そして2003年の8月にライコスが楽天に合併されたのをきっかけに、ライコスダイアリーで日記を書いておられたののさんhttp://d.hatena.ne.jp/nnflower/がはてなダイアリー…

心機一転。今朝はブラームスの第三番を聴く。ベルナルド・ハイティンク&LSOで昨年秋に渋谷のタワーレコードで購入したもの。その時に一度聞いて「ああ良い、こんどゆっくり聴こう」と思っていたもの。ハイティンクはその容貌と名前からK−1ファイターのよ…

「歌に生き、恋に生き」(パリ・デビュー) (la callas... toujours Paris 1958) [DVD]アーティスト: カラス(マリア),ゴッビ(ティト),パリ・オペラ座合唱団出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2005/09/14メディア: DVD クリック: 11回この商品を含むブログ (9件) を見るHMV レビュー

あのマリア・カラスhttp://d.hatena.ne.jp/mii0625/20030909の『トスカ』が、初期盤LPの音質で復活! カラスやカラヤンの数々の名盤を手がけたことで知られるウォルター・レッグが、『カラスの最高傑作』と述べたように、プッチーニhttp://d.hatena.ne.jp/mi…

シューベルトは「若禿げ」に悩むのだった

森雅裕さんの『モーツァルトは子守唄を歌わない』http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20040727を読んでから、時々、「眼鏡を掛けた小肥りの少年」シューベルト君が目の前を飛び交ってならない。で、ギュンター・ヴァント/NDRの、2000年10月のオペラシティの…

僕の兄は一橋大学を卒業し政界に入った。名前を聞けば誰でも知っている。弟は東京大学を卒業し、あるテレビ局に勤務している。やはり名前を聞けば誰でも知っている。 で、僕は?無名である。名前がないのだ。番号で呼ばれている。 2歳年長の兄の名は英雄とい…

「ビートルズ」来日時、インタビューに答えてジョン・レノンはこう言っている、 『ぼくたちを聴きたければレコードを聴いてほしい、 ぼくたちを見たければライブに来てほしい。』 名言だと思う。 ビートルズ来日の約一年後、ジャズの巨人ジョン・コルトレー…

僕は高校をずる休みしてビートルズ来日公演に行った 昨夜、ある方の日記http://d.hatena.ne.jp/kumiko36/を読んでいて思い出した、12月8日はジョン・レノンの命日だ。 僕は当時つき合っていたO女子大付属高校のYと、二人で学校をサボって、武道館にビート…

“フルトヴェングラー没後50年最大の話題盤!!” 独GEBHARDT社からArchipelレーベルで未発表録音の"第九"が発売になります。 ベートーヴェン:交響曲第九番 ベルリン・フィル r.1942/4/19ベルガー(S),ピッツィンガー(A),ロスヴェンゲ(T),ヴァツケ(B) 1CD …

2004/03/31 (水)輝きながら…

瞳を閉じても、木漏れ陽が、手を振る君を照らしてる、今日は三年の長きにわたって、週2〜3日、我が仕事を手伝ってくれたNさんの最後のバイトの日、終わりに渡した花束に涙してくれて記念写真、4月1日からは大手町で颯爽と新社会人生活が始まる、季節はいつ…

トロイメライ、18才の青年は9才の少女と出会う

シューマンの曲で最も有名なのはトロイメライ(夢)だが、シューマンはモーツアルトやベートーヴェンとは違って、天才少年ピアニストではなかった、むしろ遅咲きの花というべきかも知れない、彼がピアノと音楽の本格的教育を受けたのは18才の時で、F・ヴィー…

ある秋の夜、40才の男は21才の女性と運命の出会いをする 小澤征爾さんが就任したウイーン国立歌劇場の音楽監督であったマーラーは40才の秋に、あるパーティで21才の蠱惑(こわく)的な美女、アルマ・シンドラーと出会い、ひとめ惚れして恋におちる。 こ…

たまごっち、あるいは、あの頃君は若かった! たまごっちが流行したのは何時頃だったろう、それ程昔のことではないような気がするが、今や忘れられた存在である。 僕が高校時代に愛聴していたLPにビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」http://d.hatena…

続・ジュリーと僕とキンキンと

2002/03/07(木) 続・ジュリーと僕とキンキンと Waltz for Debbyアーティスト: Bill Evans,Scott LaFaro出版社/メーカー: Ojc発売日: 1990/10/17メディア: CD購入: 18人 クリック: 103回この商品を含むブログ (308件) を見る 沢田研二さんと僕と愛川欽也さん…