岩波から出版された吉川一義訳「失われた特を求めて」、第一篇「スワン家のほうへ1」、この一冊にぼくは魅了された。訳文が他の三種類の翻訳に比べて最もすんなりと自分のなかに入ってくるのだ。フランソワーズがこれほど生き生きしているとは…。以前、吉川…
2010年9月に光文社古典新訳文庫の一環として、高遠弘美さんの訳でマルセル・プルーストの小説「失われた時を求めて」第一篇「スワン家の方へ1」が出版された。これで、現時点でわが国では1)筑摩書房 井上究一郎訳2)集英社 鈴木道彦訳3)光文社 高遠弘…
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