2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ブッデンブローク家の人びと(22)

ブッデンブローク家の人びと〈中〉 (岩波文庫)ゲルダ・ブッデンブロークが初めてピアノの譜面台の上に「トリスタンとイゾルデ」のピアノのための抜粋曲を開いて、弾いてくれと頼んだとき、ピエール氏は、二十五の拍節を弾くと、椅子から跳び立ち、顔を深い嫌…

ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」

ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」の新作 dvd はこちら。 http://www.hmv.co.jp/Product/detail.asp?sku=1261151 新作 cd はこちら。 http://www.hmv.co.jp/Product/detail.asp?sku=1333452

映画の内容

映画「トリスタンとイゾルデ」は、ワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」を直接題材にしたわけではなくて、ワーグナーとおなじように「アーサー王と円卓の騎士の物語」を題材にした、本格的な恋愛映画のようだ。トリスタン・イズー物語 (岩波文庫)作者…

映画「トリスタンとイゾルデ」

昨年、我がネットの畏友、ぱきゅんさんhttp://ameblo.jp/pakyunnoheya-22/に教えていただいた http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20050714、映画「トリスタンとイゾルデ」がこの秋、日比谷みゆき座他でロードショー公開される。 http://movies.foxjapan.com/tri…

ブッデンブローク家の人びと(21)

ブッデンブローク家の人びと〈中〉 (岩波文庫)「わたし、だれよりもペルマネーダーさんという方と、話が合いましたの、……こんな変な名前の人がいると、お思いになりまして?……ホップの商人で、壮年ですが、まだ独り者で、冗談好きな感じの好い人です。食卓で…

ナイチンゲール

はてなアンテナでリンクの方々の更新をチェックしようと思って、はてなHatenahttp://www.hatena.ne.jp/に行ったら、“注目のキーワード”という項目が目に留まった。なんで今さら“ナイチンゲール”なのだろう?ぼくの場合、“ナイチンゲール”といえば、ジャズ・…

ミュンヘン、サッポロ、ミルウォーキー

高校野球を見終わって飲んだビールはサッポロビールではなくて、スーパードライだったのだが、なぜがスーパードライを飲んでいてビールの名産地といえば、子供心にミュンヘン、サッポロ、ミルウォーキー http://chiebukuro.yahoo.co.jp/service/question_det…

地元対決

甲子園の高校野球決勝戦、駒大苫小牧対早実は稀にみる熱戦を展開、結局15回引き分けで明日の午後一時から再試合となった。こういう熱戦を繰り広げられると、むか〜し昔の高校生の頃に、気分だけは戻ってしまって、大感激だなァ。

どちらを応援すべきか…

早実が鹿児島工に快勝して、明日の甲子園は駒大苫小牧対早実の決勝戦となった。さて、地元・東京代表の早実を応援すべきか、それとも地元・駒大の付属高校を応援すべきか…、迷うな…。

浪速の恋の寅次郎

「『据え膳喰わぬは男の恥』じゃなくて『据え膳喰うは男の恥』だ」という言葉があるが、据え膳喰った自慢話をする男なんぞは、男の風上にも置けないということがじわ〜んと伝わってくる名作で、フーテンの寅シリーズ中、マイ・ベスト1の作品。明日夜、BS2で…

ブッデンブローク家の人びと(20)

ブッデンブローク家の人びと〈中〉 (岩波文庫)「…。まえには、人生の流れのなかに、二、三年立っていたこともあるけれども、七十歳になり、八十歳になって、いつも同じ場所にかけたまんまでいて、レーア・ゲルハルトが朗読するのを聞いているだろうって。そ…

さまよえるオランダ人

オランダの首都、アムステルダムを訪れたトーマス・ブッデンブロークは妹トーニの寄宿学校の同級生、ゲルダ・アーヌルドセンと出会い結婚を決意する。妹トーニがグリュ−ンリッヒ氏と結婚したときの持参金は8億円だったが、ゲルダの持参金は30億円だった。…

ブッデンブローク家の人びと(19)

ブッデンブローク家の人びと〈中〉 (岩波文庫)アムステルダム「ヘト・ハーシュ」ホテル母上さま! 今でもよく覚えていますが、ゲルダがミューレンブリンクの原ぎわのミス・ワイヒブロートの寄宿学校で学んでいた若い娘のころから、ぼくはゲルダから深い印象…

51年前

1955年8月12日、トーマス・マン逝去、80歳。 http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20050813

バレンボイムのワーグナー

ノイシュさんのブログhttp://yaplog.jp/bayreuth/で、現在、バイロイト音楽祭開催中であり、また今年が開場130周年ということもあって、ダニエル・バレンボイムのワーグナーを取り上げておられる。 ノイシュさんは“はてなダイアリー”ではない別のブログで出…

ブッデンブローク家の人びと(18)

ブッデンブローク家の人びと〈中〉 (岩波文庫)トーマスは、オランダ王国のコンズル(名誉領事)の役と称号を、父親の死後すぐに継ぐこともできたが、物の順序として、今度は公然と受け継ぎ、トーニを有頂天にさせた。ライオンと紋章と王冠のある中高のプレー…

オシムジャパン第一戦

台風一過の代々木・国立競技場、前半25分で、はやくも2点。動き良く、かなり期待出来そう!

ブッデンブローク家の人びと(17)

ブッデンブローク家の人びと〈上〉 (岩波文庫)雨の音が、一段と高く流れ込んだ。ほんとうに土砂降りであった。すべてがざわめき、ぴしゃぴしゃ音をたて、流れ去り、泡立った。ふたたび風が起こり、一寸先も見えない雨のベールのなかへ愉快そうに吹き込み、ベ…

「寅次郎・ハイビスカスの花」

リンク先のtougyouさんの日記で昨日が渥美清さんの命日であることを知った。http://d.hatena.ne.jp/tougyou/20060804今日、午後9時から、BS-2 で「男はつらいよシリーズ第25作、寅次郎ハイビスカスの花」が放送される。強烈な“夏の暑さ”が伝わる作品。遺作と…

ブッデンブローク家の人びと(16)

ブッデンブローク家の人びと〈上〉 (岩波文庫)「ええ!結構!よかろう!」とグリューンリッヒ氏はわめいた。「行ってしまえ!おまえのあとを追ってぼいぼい泣くとでも思うのか、お多福め!お生憎さま、お門ちがいだよ、おたんちんめ!金(かね)が目的でおま…

僕さー、ボクサーなの!

亀田興毅選手の世界タイトルマッチを見た。判定はともかく、こういうオーソドックなボクシングの試合を見ると、ファイティング・原田さんや、海老原博幸さんの活躍した時代のことを思い出す。 http://www.tokyo-dome.co.jp/hall/interview/fighting_harada/p…