2008-01-01から1年間の記事一覧

そして、新年からは新しく[今日の皮膚病]というカテゴリーを設けて、日々の診療で出会った様ざまな皮膚病についてTextbookを参考にしながら書いていこうと思っている。取り敢えず目標は大きく持ったほうが良いと思うので、2009年1年間を通して100の皮膚疾患…

「パルジファル」

結局、今年もワーグナー最後の作品、「パルジファル」を聴いて、終わることにした。2009年が良い年となりますように…。

弟三幕

「夕星の歌」は良いとして…はたして杖に芽は吹くのだろうか…。

第二幕

第二幕は「貴き歌の殿堂よ」と「入場行進曲」だ。

第一幕

ズビン・メータはこのときの指揮が大評判を呼んでバイエルン国立歌劇場の音楽監督になったらしい。ぼくは特に第一幕第四場の歌わせ方に心惹かれた。 メータ/バイエルン、相性が良いのかな、と初めて鑑賞した時、強く思った。http://www.wagneropera.net/DVD…

「タンホイザー」

2008年も残すところあと数日となってしまった。年末三連休ということでワーグナーの最後の作品「パルジファル」のことをはてなの日記http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20071222に書いてから、もう一年、経ってしまったのだ。ほんとうにアッと言う間の一年間だ…

ベーコンブログ

ぼくのブログがたいへんなことに…http://bacolicio.us/http://d.hatena.ne.jp/mii0625。 まるでステーキのようなベーコン! ステーキというか、素敵というか、あまりにもアメリカンというか…。

「月の輝く夜に」

前回の日記にプッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」第二幕の映像をアップして、レナータ・スコットの「ムゼッタのワルツ」を楽しんだら、この映画「月の輝く夜に」の極めつけのシーンを載せないわけにはいかなくなった。シェールとニコラス・ケイジ、オリンピ…

イタリアン・ジョーク

前回の日記で、シルヴィア・シャシュの「或る晴れた日に」を聴いたらレナータ・スコットを聴きたくなったと書いたのだが、YouTube に行ってみるとあるはあるは、良い映像がいっぱいあって、これはええぞう。とくに↓このジョークには笑ってしまった。 たしか…

「シルヴィア・シャシュ」コンサート

小林研一郎さん/日フィルをバックに、熱唱するディーバ 、シルヴィア・シャシュSylvia sass。素晴らしい!特にラストの「歌に生き、恋に生き」はマリア・カラスの甦りか、と思わせる素晴らしさ。しかし、21世紀の現在(いま)という時代はカラスやシャシュ…

ワーグナーの聴き方(10)

「髪々の黄昏」といえばプロペシア、 「神々の黄昏」といえばワーグナー。ワーグナーの「ニーベルングの指環」も、第三日「神々の黄昏」となった。ぼくが観た一番最近の映像はジェームズ・レヴァインが 1997年のバイロイト音楽祭で指揮したこの↓DVD。これは…

羊の歌

「羊の歌」の加藤周一さんが亡くなられた。大学一年生のときに読んで、多大な感銘を受けた本のなかの一冊。一番最近読んだ加藤さんの著作は「私にとっての20世紀」。それにしても加藤さんは未(ひつじ)年生まれで良かったと思う。ぼくは丑(うし)年生ま…

裁判員

来年5月の裁判員制度開始に向け、東京地裁の裁判員候補者名簿に記載されたという通知を楽しみに待っていて、毎日郵便受けを期待しながら見にいっているのだが、まだ届かない。いちばん最初の裁判員候補には選ばれなかったのかな?うーん、残念。

ティーレマンの「トリスタンとイゾルデ」

ティーレマンが指揮するワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」の前奏曲と「愛の死」の映像がYouTubeにupされました。名演ですね。 「タンホイザー」も載せときます。 ↑小学校の頃の運動会を思い出してしまいますね。

ワーグナーの聴き方(9)

ワーグナーの「ニーベルングの指環」、きょうは第二夜「ジークフリート」です。まずはパッパーノの映像から…。英語のアナウンスではぼくには「スィーグフリード」と聞こえてしまうが、ドイツ語で「Siegfried」日本語訳では2008年現在は「ジークフリート」に…

ワーグナーの聴き方(8)

ワーグナーの「ニーベルングの指環」第一夜「ワルキューレ」、これは第一幕と第三幕が聴きものだろう。「第二幕」が一番好きで良く聴いているひとっているのだろうか。ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮するベルリン・フィルハーモニーの公演が大人気化した…

ニキビの新しい塗り薬

塩野義製薬からまったく新しいタイプのにきびの塗り薬、「ディフェリンゲル」が登場した。さっそく十数名のニキビでお悩みの方々に塗ってみていただいたが、今のところ評判は上々である。ディフェリンゲルそのものに関してはこちら http://www.shionogi.co.j…

「西行花伝」

11月3日の夜11時頃、はてなの日記にリンクさせた笹尾さんの「パリの花屋さん。」を確かめにアマゾン書店に行ったのだったが、久しぶりのアマゾンなので、好きな作家、福永武彦と辻邦生もチェックしておいた。福永さんは相変わらず「海市」の再発もないし、あ…

個展

三月の日記http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20080322の笹尾光彦さんが11月8日土曜日から目黒区自由が丘のイデーショップhttp://www.idee.co.jp/で作品展を開かれるという。 ぜひ、行ってみたい。パリの花屋さん。作者: 笹尾光彦出版社/メーカー: リトル・…

ワーグナーの聴き方(7)

まずはこの映像をご覧になってみて下さい。 ワーグナーの「ニーベルングの指環」の序夜「ラインの黄金」の始まりで、パッパーノの2005年の舞台です。 →はセーヌ川ですが↓はライン川です。 いかがでしたか?さて、ワーグナーの大作、「ニーベルングの指環…

ワーグナーの聴き方(6)

指揮者、カルロス・クライバーはワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」をシュトゥットガルト歌劇場以来、ミラノ・スカラ座まで約十年演奏したが、イゾルデを演じ、歌ったのは一貫してカタリーナ・リゲンツァだった。ぼくはそのカタリーナ・リゲンツァ…

ワーグナーの聴き方(5)

ワーグナーのオペラ「タンホイザー」をぼくはどう聴いているか?ぼくはタンホイザーは飛び飛びに聴いている。正統派ワグネリアンの方々からは嘲笑されてしまうような聴き方である。そう思っても音源だけを全曲通して聴くことはまず出来無いのだから仕方が無…

ワーグナーの聴き方(4)

バイエルン国王ルートヴィッヒ二世とアドルフ・ヒトラーの共通点は何か?ふたりの共通点は、少年時代にワーグナーのオペラ「ローエングリン」に魅せられたことと、 長じて国を滅ぼし自殺したことだ。「ローエングリン」をぼくは第一幕と第二幕半ばまで連続し…

祝、単独首位!

たった今、(10月8日午後9時18分)、ジャイアンツが今シーズン初めて単独首位になりました。

ワーグナーの聴き方(3)

第三回目は「トリスタンとイゾルデ」。 このワーグナーの作品だけは手抜きしない。 全曲、カットしないで聴く。 けれども全部聴くと三時間以上かかるので、 ある日は第一幕、ある日は第二幕という具合に ウィークデイは一幕ずつ聴き、 休日には全曲通して鑑…

ワーグナーの聴き方(2)

ぼく自身の勝手なワーグナーの聴き方、第二回目は「ニュ−ルンベルグのマイスタージンガー」である。ぼくはマイスタージンガーは第三幕、それも五重唱以降しかほとんど聴かない。たまに第三幕全部を通して聴くときもあるが…。 http://www.hmv.co.jp/product/d…

ぼくのワーグナーの聴き方(1)

最近、ワーグナーの聴き方が変わってきた。以前は、ともかく全曲を徹(とお)して鑑賞することを旨としてきたのだが、最近は触(さわ)りの部分に気合を入れ、他は気を抜いたり、カットしたりして鑑賞するようになってしまった。そして心に触(ふれ)るとこ…

16年ぶりの10連勝

ついに、ついに我が原ジャイアンツが阪神タイガースに三連勝した。同率一位である。3月29日の時点http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20080329/p2ではののさんid:nnflowerにコメントをいただき、ああ、今年もダメか、と暗澹たる気持ちになっていたのだが、この快…

今はもう秋…

■或る秋の夜ある秋の夜、40才の男は21才の女性と出逢い、運命の恋をする。 小澤征爾さんが就任したウイーン国立歌劇場の音楽監督であったマーラーは40才の秋に、あるパーティで21才の蠱惑(こわく)的な美女、アルマ・シンドラーと出会い、ひとめ惚れし…

「そうだ、ヴェネツィアに行こう!」

「そうだ、ヴェネツィアに行こう!」と思い立った三人について まずはワーグナーである。 浮気がバレて奥さんに去られ、駆け落ちをしようとした富豪の人妻にも振られたワーグナーは一人寂しくヴェネツィアに行き、オペラ「トリスタンとイゾルデ」を完成した…