ワーグナーの聴き方(2)
ぼく自身の勝手なワーグナーの聴き方、第二回目は「ニュ−ルンベルグのマイスタージンガー」である。
ぼくはマイスタージンガーは第三幕、それも五重唱以降しかほとんど聴かない。たまに第三幕全部を通して聴くときもあるが…。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2701991
「パルジファル」の映像であれほど素晴らしいと思ったハイティンクのワーグナー演奏であるが、期待して聴いたこのロンドン、「ロイヤルオペラハウス」でのライブ盤、良いのだがぼくにとっては渋すぎるようだ。やはりマイスタージンガーはもう少し派手でお祭り気分があったほうが良い。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/402439
このショルティ/シカゴは隠れた名演。
地味過ぎも派手過ぎもせず、まさに中庸を得た「マイスタージンガー」と思う。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/844811
バレンボイム/バイロイトの演奏こそマイ・ベストのマイスタージンガー。
バレンボイムのド派手なマイスタージンガーに何時飽きるかと思うのだが、聴き始めて三年近く経った今でも飽きずに良く聴いている。
我がお気に入りの盤。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2679660
その映像がこのDVD。けれども演奏で得た感動以上のものを得ることはぼくは出来なかった。