ワーグナーの聴き方(9)
ワーグナーの「ニーベルングの指環」、きょうは第二夜「ジークフリート」です。
まずはパッパーノの映像から…。
英語のアナウンスではぼくには「スィーグフリード」と聞こえてしまうが、ドイツ語で「Siegfried」
日本語訳では2008年現在は「ジークフリート」に統一されていてsiegは勝利、 friedは平和という意味だそうだ。
もちろん人名で、日本でいえば、さだめし「勝雄」君というところか。
パッパーノの舞台ではそんな勝雄ちゃんが乳母車に乗っていて、養父のミーメに簡単には折れない神剣を真剣に作れ!と怒っているシーンから始まる。
↓こちらは例の、石岡瑛子さんが舞台衣装を担当した、オランダ、ハーグの「ジークフリート」。
近年観た「ジークフリート」では、ぼくはこのジョン・フレドリック・ウエストのシュトゥットガルト・リングに最も感銘を受けた。
この読み替え演出は素晴らしいと思う。
↓パッパーノ、フィナーレです。
カツオ君とワカメちゃん(ブリュンヒルデ)の運命の出会い。
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