ワーグナーの聴き方(5)
ワーグナーのオペラ「タンホイザー」をぼくはどう聴いているか?
ぼくはタンホイザーは飛び飛びに聴いている。
正統派ワグネリアンの方々からは嘲笑されてしまうような聴き方である。
そう思っても音源だけを全曲通して聴くことはまず出来無いのだから仕方が無い。
けれども映像はしっかり通して最後まで観る。
そんな映像の最右翼のものはズビン・メータ/バイエルンの映像である。
このメータの指揮は凄い。
http://www.wagneropera.net/DVD/Tannhauser/DVD-Tannhauser-Alden.htm
けれどもメータの映像は演出が過激なので
http://www.dailymotion.com/video/x5sgrk_tannhauser-choeur-des-pelerins-zubi_music、
最近はシノーポリ/バイロイト
の映像を観ることのほうが多い。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1365574
正統派ワグネリアンはアンドレ・クリュイタンス/バイロイトの音源なぞを
繰り返し聴いて感動しておられるのだろう。
http://www.operac.com/chumon/tannchu.htm
しかし、しかしである。このシノーポリ/フィルハーモニアの音源はタンホイザー
に新しい光を与えているような感動をぼくは受けるのだった。