またまた、またビル・エヴァンス

中山康樹さんの新刊「ビル・エヴァンス名盤物語」を読む。

またまた、またビル・エヴァンスhttp://d.hatena.ne.jp/mii0625/20050425
またまた中山康樹さんhttp://d.hatena.ne.jp/mii0625/20050421である。
この本のなかで中山康樹さんの“聞く耳の素晴らしさ”を強烈に感じたのはビル・エヴァンス「THE COMPLETE LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD 1961」での記述である。中山さんはその拍手の音から聴いていた聴衆が50名前後だとか、ラストに近づき椅子を片付ける音からその人数を推測したりしている。こういう聞く耳を持った方が「音を聞く名人」なのだと思った。