2005-01-01から1年間の記事一覧

1935年の「トリスタンとイゾルデ」

11月3日の日記に書いたように、ボダンツキーのニューヨーク、メトロポリタンオペラのワーグナー「トリスタンとイゾルデ」を毎日のように聴いている。大植英次さんの「トリスタンとイゾルデ」を含んでいろいろな指揮者の「トリスタンとイゾルデ」を聴いてきた…

素晴らしいホームページに出会った

前回の日記のリンク元に「クナ オランダ人」という検索から来られた方がいた。さて、クナのオランダ人についてぼくは日記に書いたことあるかな?と思ってリンク元をクリックしたら、実に素晴らしいホームページに出会うことが出来た。 ハンス・クナッパーツ…

Silent night

石田衣良さんのSilent night(ISBN:4093941297)が好評発売中だそうだ。 もうクリスマスか。 むかしはクリスマスといえば「ジングルベル」だったが、「ジングルベル」はいまではもうまったく聴かれなくなってしまった。 少し前からは山下達郎さんの「クリス…

本を書きました

診断と治療社http://www.shindan.co.jp/から「成育の視点にたった学校保健マニュアル」田原卓浩編集が出版されました。「皮膚疾患」の項をぼくが出筆しています。もしお読みになられた方で、何かご質問があったらご遠慮無くどうぞ。成育の視点にたった学校保…

ラジオの時代

残念ながら1908年にニューヨーク、メトロポリタン歌劇場でグスタフ・マーラーが指揮したワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」はCD化されていないが、そのマーラーから直接、指揮法を教わったボダンツキーが指揮した「トリスタンとイゾルデ」の舞台はC…

ボダンツキー

オペラックhttp://www.operac.com/から1937年のボダンツキー指揮「トリスタンとイゾルデ」が届いたので早速、聴く。35年盤とはかなり異なる激しい演奏。 ボダンツキーは1877年ウィーンに生まれ、指揮法をグスタフ・マーラーに学び、マンハイム歌劇場の音楽監…

ジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」 第十六章 「御者溜まりにて」路上に倒れたスティーブンを助け起こすブルーム。飲み物を欲しがるスティーブン。けれども辻馬車はなかなか拾えない。止むを得ず、馬車の御者たちを相手にパンとノンアルコール飲料を供する…

ちあきなおみ

VIRTUAL CONCERT2003朝日のあたる家、VIRTUAL CONCERT2005ハンブルグにて、などでいまなお根強い人気を持つちあきなおみさんのコンサート映像が11月6日(日)午後7:30から衛星第二で放映される。いまから楽しみ。♪紅い花♪が特に好き。 BSエンターテインメ…

本を書きました

診断と治療社http://www.shindan.co.jp/から「成育の視点にたった学校保健マニュアル」田原卓浩編集が出版されました。「皮膚疾患」の項をぼくが出筆しています。もしお読みになられた方で、何かご質問があったらご遠慮無くどうぞ。成育の視点にたった学校保…

2005年の夏に大植英次さんがバイロイトで演奏したワーグナーのオペラは「トリスタンとイゾルデ」だが、昨日ぼくが聴いた「トリスタンとイゾルデ」は1935年にニューヨークのメトロポリタン歌劇場で演奏された音の記録だった。フルトヴェングラーの「トリスタ…

ヒトラーの建築家

id:anarchic-tamaさんから前回の日記に情報をいただいた。ぼくはまったく知らなかったのでこういう情報はとてもうれしい。「ヒトラー最後の十二日間」http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20050519にしてもこの「ヒトラーの建築家」にしても、id:So-Shiroさんの日…

「まだ伴奏」篇

「♪居酒屋クーポン、まだ伴奏」篇はリクルートのCMではなくて、リクルートが出しているクーポンマガジン「ホットペッパー」のCMなのだった。 http://www.hotpepper.jp/doc/cm/

ジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」 第十五章 「夜の街にて」「夜の街」とは nighttown 娼婦街のこと。日が暮れて、一日の疲れにアルコールがプラスされて内的世界と外的世界とがコンフューズしてくるミスター・ブルームとスティーブン・ディーダラス。まる…

プチオタのススメ

今夜の「爆笑問題のススメ」のゲストは岡田斗司夫さん。 新刊の「プチオタのすすめ」の紹介で、プチオタクとしてやっていけば「才能ないから〜」と挫折しなくてもすむとして、退路を断たなくても良い生き方のすすめを語る。なかなか面白かった。オタクの迷い…

20世紀前半の小説

マルセル・プルーストの小説「失われた時を求めて」でも、ジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」でも、そのどちらでも重要な社会風俗として「ユダヤ人」が取り上げられている。それはまるで来るべきヒトラーの登場を暗示しているかのようである。そしてそれ…

ヒトラーの建築家

アルブレヒト・シュペーア 映画「アフリカの地で」を製作したドイツのババリアンフィルムと、エミー賞受賞の監督が17億円の巨費と2万枚にもおよぶシュベーアの日記を調べ、セットを綿密に再現。ドイツテレビドラマの最高傑作。2005年12月23日(金)DVDリリー…

若ハゲよ、さようなら

例の飲む若ハゲ治療薬「プロペシア」の一般向けサイトはこちらで http://www.aga-news.jp/secure/start.html 医療機関向けサイトはこちらです。 http://www.aga-news.jp/propersplit.html

携帯専用テレビ

第2日本テレビが面白そうだ。 http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?i=20051024ea001ea 準備室はこちら。 http://www.ntv.co.jp/dai2-junbi/

快楽亭ブラックさん

“美味しんぼ”の落語家、快楽亭ブラックさんが10月22日に緊急手術。 http://www.asahi.com/culture/nikkan/NIK200510230026.html

ホリエナジー

ホリエモンがコンビニ(am/pm)にて販売。想定外の仕事にこの一本!でも一本380円は…。http://livedoorshop.depart.livedoor.com/item_detail&id=2212332.html

ホームスター

家庭用のプラネタリウムが開発され、とても良く売れているらしい。ぼくもすこし気になる存在。家庭用星空投影機「ホームスター(HOMESTAR)」 スターシルバー出版社/メーカー: セガトイズ(SEGA TOYS)発売日: 2005/08/27メディア: おもちゃ&ホビー クリック: 1…

ヴィスコンティの映画「失われた時を求めて」

id:tougyouさんの8月13日の日記http://d.hatena.ne.jp/tougyou/20050813 で初めてその存在を知り、id:einzelgaengerさんの9月10日の日記http://d.hatena.ne.jp/einzelgaenger/20050910によってアマゾン書店のマーケットプレイスから入手することが出来たルキ…

ジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」 第十四章 「産院にて」マーテロ塔、朝八時から始まったこの物語もいよいよ夜を迎える。夜の産院に光る稲妻と轟く雷鳴。家に帰ろうかどうしようか。結局、難産で苦しむ知人の奥さん(ミセス・ピュアフォイ)を産院にお見…

警部補古畑任三郎

2006年年始特番「警部補・古畑任三郎」にシアトル・マリナーズのイチロー選手が犯人役で出演する。http://www.sanspo.com/geino/top/gt200510/gt2005101802.html 警部補 古畑任三郎(1) [DVD]出版社/メーカー: フジテレビジョン発売日: 2003/12/17メディア: D…

爆笑問題のススメ

10月14日の日本テレビ「爆笑問題のススメ」で、立川志らくさんと太田光さんが揃って立川談志師匠のある噺を絶賛していたのだが、その噺の演目が思い出せない。ああ、年は取りたくないなァ。

クナのパルジファル

id:dasManさんも書いておられるがhttp://d.hatena.ne.jp/dasMan/20050929、ちょっと転寝(うたたね)したあとも延々と同じ場面が続いている、というのはワーグナーのオペラではしばしばあることで、特にパルジファルはよほどのワグネリアン以外にはなが過ぎ…

ブロードキャスター

TBS は自社の報道番組、筑紫哲也さんの「ニュース23」でも、「ブロードキャスター」でも楽天のTBS株大量取得問題に関して一切コメントを控えている。ま、一番の問題は放送と通信の融合といっても、そのあるべき姿が現時点でははっきりしないところにあるのだ…

楽天がTBSの株取得

「TBS=楽天」になるのなら、当然、「フジテレビ=ライブドア」、「テレビ東京=goo」だろう。 「日テレ=ヤフー」、でテレ朝は?また言葉足らずの日記を書いてしまった。ぼくが考えたのは、通信メディアと放送メディアの融合というか、通信の要素を取り入れ…

しずちゃんのこと

南海キャンディーズのしずちゃんのことについてリンク先のおぎーのさんの日記http://plaza.rakuten.co.jp/ogieno/diary/200510080000/を読んで考えてしまった。 ぼくは医学生だったころ、森有正先生、辻邦生さんに影響を受けて文学を勉強したいと思うように…

「フランソワ・ル・シャンピ」

リンクしているid:So-Shiroさんの日記http://d.hatena.ne.jp/So-Shiro/20051009で、ジョルジュ・サンドの小説集のことが取り上げられていた。ジョルジュ・サンドの小説といえばマルセル・プルーストの小説「失われた時を求めて」で、夜、ママンが眠れない語…