1935年の「トリスタンとイゾルデ」

11月3日の日記に書いたように、ボダンツキーのニューヨーク、メトロポリタンオペラのワーグナートリスタンとイゾルデ」を毎日のように聴いている。大植英次さんの「トリスタンとイゾルデ」を含んでいろいろな指揮者の「トリスタンとイゾルデ」を聴いてきたが、その演奏の原点がここにあると思う。ラウリッツ・メルヒオールとキルステン・フラグスタートの二人が同時代に在ったことの奇蹟。ボダンツキーのまったく古びない毅然とした指揮。まるでワーグナーが指揮した「トリスタンとイゾルデ」を聴いているようだ。
http://www.operac.com/chumon/torichu2.htm