2005-01-01から1年間の記事一覧

今年3冊目のビル・エヴァンスの本

ビル・エヴァンスに関する本をまたまた購入してしまった。今年三冊目。今日、手に入れたのは「定本ビル・エヴァンス」で、例の友だちに貸して返ってこない、雑誌「ジャズ批評」の特集号を再編集したもの。定本 ビル・エヴァンス (ジャズ批評ブックス)作者: …

若ハゲよ、さようなら

若ハゲでお悩みの皆様に朗報。 ついにこの国でも、今秋「フィナステリド」http://hairmedical.com/finasteride/が発売されることになった。しかし、「フィナステリド」(米国での商品名はプロペシア)は綾小路きみまろさんhttp://www.kimimaro.com/くらいま…

ジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」 第十三章 「再びサンディマウントの浜辺にて」丸谷訳では「ナウシカア」となっている。宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E3%81%AE%E8%B0%B7%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%B…

モンテヴェルディ の作曲したオペラ『ウリッセ(ユリシーズ)の帰還』のライブDVDが発売される。ジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ(イタリア語読みすればウリッセ)」を読んでいるいま、このオペラ、観てみるべきか否か…。 歌劇『ウリッセ(ユリシーズ)の…

「この胸いっぱいの愛を」

今夜も衛星第二で映画「男はつらいよ・フーテンの寅」第13作「寅次郎恋やつれ」が放映されていたが、1974年8月に上映されたこの作品に見る吉永小百合さんと30年後の今日にシャープの液晶TVのCMに見る吉永さんの変わらなさに驚愕したのだが、来週土曜日(8日…

56年のクナの「指環」

リンク先の「オペラック」http://www.operac.com/から連絡が入った。噂はほんとうだった。 クナッパーツブッシュは、1951,56,57,58年とバイロイトで『ニーベルングの指環』を上演、その中で最も評価が高いのがこの1956年の公演。ホッター、ヴィントガッセ…

大覚寺/観月*1の夕べ

リンク先のKK-Kさんの日記http://plaza.rakuten.co.jp/kkjpact/diary/200509180000/で知った。 日本三大名月観賞池のひとつ、大沢の池で観月の夕べが催されます。池には龍頭船が浮かび、琴の調べが響く中、何ともいえない雅な雰囲気に包まれてみるのはいかが…

デルフトの眺望

映画「見出された時」を観終わってぼくは、なぜか画家フェルメールの作品「デルフトの眺望」と、「デルフトの眺望」を観に行った小説家ベルゴットhttp://d.hatena.ne.jp/mii0625/20041031のことを思い浮かべるのだった。真珠の耳飾りの少女 通常版 [DVD]出版…

シナリオ失われた時を求めて

id:tougyouさんの日記でその存在を知り、id:einzelgaengerさんの日記でそれを手にすることが出来た「ヴィスコンティのシナリオ:「失われた時を求めて」をパラ読みして、その後なにをしたかといえば、ラウル・ルイス監督の映画「見出された時」を再度、観て…

48DVD

日本初登場「48時間で消えるDVD」ということで、レオナルド・ディカプリオ主演の「アビエイター」をコンビニで600円で購入。 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050915/48dvd.htm まだ開封していない。 この日販の48DVDシリーズでエディ・マーフィの…

ジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」 第十二章 「キアナンの酒場にて」愛する妻が自分以外の男と性行為をしているだろうと推測している男が冷静でいることが出来るだろうか?もちろん妻への愛情が完全に失われているとすれば冷静でいられるし、無関心でいる…

ルートヴィッヒ

因(ちな)みに今日の日記のフォトが、今年、大植英次さんが「トリスタンとイゾルデ」を指揮し、ヴィスコンティ監督の映画に描かれた国王ルートヴィヒhttp://d.hatena.ne.jp/mii0625/20040406が建てて、プルーストの小説「失われた時を求めて」の内でオデッ…

「火曜サスペンス劇場」

今夜、やはり日本テレビの「火曜サスペンス劇場」で、大地康雄さん演じる刑事「鬼貫八郎」が立ち寄るスタンドバーのシーンで、桑田佳祐さんの名曲 「SEA SIDE WOMAN BLUES」 http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20040702が流れていましたとのこと。 やはり、隠れ…

「大人の聖域」

昨夜、日本テレビ、吉田栄作、三村マサカズの「サンクチュアリ/大人の聖域」に、高城剛さんが出演していて、事務所を公開したり、電動バイクを紹介したりと、それはもうユニークで、あー、すっごいと楽しく見ていたが、なかでも今月下旬に発売される「携帯ビ…

「忘れな草」といえば、やはりid:tougyouさんの8月13日の日記http://d.hatena.ne.jp/tougyou/20050813 で初めてその存在を知った、ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画「失われた時を求めて」のシナリオ本がid:einzelgaengerさんの9月10日の日記http://d.haten…

忘れな草 forget-me-not

映画「男はつらいよ・フーテンの寅」シリーズといえば、シリーズ中の傑作の一つとして挙げられることの多い第11作「寅次郎忘れな草」が今夜9時からBS-2で放映される。ぼくにとって「忘れな草」といえばプルーストの小説「失われた時を求めて」のシャルリュス…

最近は映画館で映画を観ることが少なくなったが、11月5日に公開予定の映画、「ALWAYS 三丁目の夕日」http://www.always3.jp/は劇場で観てみたいと思う。「北の国から」、「ドクターコトー診療所」の吉岡秀隆さんは、映画「男はつらいよ」シリーズで、…

グッチョイ、バッチョイ

もう今年もあと三ヶ月と少しとなってしまった。この一年を振り返ってみれば、音楽に関しては、2004年の秋から今年の秋の始めまではワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」の鑑賞に終始した一年だったと言っていいだろう。 そのハイライトはブログの畏友…

「時代」

ぶーこさんの日記の記事http://plaza.rakuten.co.jp/booko/diary/200509120000/で今日初めて、中島みゆきさんのデビュー曲「時代」を徳永英明さんが歌うアルバムのことを知った。VOCALIST (初回限定盤DVD付)アーティスト: 徳永英明出版社/メーカー: ユニバー…

My Wild Irish Rose

「慢性疲労症候群」という聞き慣れない病名でそのステージ活動を休止せざるを得なくなったキース・ジャレットが、病癒えて、自宅のピアノでソロアルバムを録音した。名づけて「The Melody At Night With You」、なかでも「My Wild Irish Rose」はとても美し…

ジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」 第十一章 オーモンド・ホテルにてリフィー川に面して建つオーモンド・ホテル。ホテルのバーで働くバンケットの女性、ミス・ドゥースとミス・ケネディが、アイルランド総督の馬車が通過するのを見ながら、「男ってどうし…

マイルスとエヴァンス

id:kate_dimancheさんの日記http://d.hatena.ne.jp/kate_dimanche/20050906のリンク先のkanamiさんとおっしゃるかたの日記http://kanami.tea-nifty.com/zakkan/2005/02/post_2.html#trackbackの音楽の記事を読んで、ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デ…

江川紹子さんお奨めの「カルメン」は…

オウム真理教事件の鋭い追及で一躍名を馳せたジャーナリスト、江川紹子さんがある女性オペラ歌手を絶賛している。http://www.egawashoko.com/menu5/contents/03_1_data_27.html2005年7月、大植英次さんのバイロイトデビューの際にイゾルデを歌ったソプラノ歌…

脂漏性皮膚炎

秋の始まりのこの時期は、例年、頭の皮膚の“痒み”と、“フケ”が多くなって困ると訴えて来院する方(かた)が増えてくる。真夏の最も暑い時期を過ぎて、陽が沈むのが早くなってきたな、と感じるこの時期に多い。頭の皮膚が痒くなるのは毛包の横っちょに附いて…

ポーギーとべス

ベルリン・フィルの総帥、サー・サイモン・ラトルがガーシュインのオペラ「ポーギーとべス」を振ったオペラ映画が9月14日に何度目かの“新発売”される。「ポーギーとベス」http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1937415は♪サマータイム♪でジャズファ…

トリスタンとイゾルデ

大植英次さんのバイロイト、ワグナーの「トリスタンとイゾルデ」第二幕の舞台。 第二幕のバンケット・ホールのセットにはみすぼらしい、剥げかけた木の壁が使われている。ステージは、2つの黄色いクッション以外には何もない空っぽの黄色の部屋で満たされて…

刺さった小骨

昨夜眠る前にチラッと「24時間テレビ」を見たら、「進め、電波少年」をやっていた。それでついつい、ザ・デストロイヤー、和田アキ子、せんだみつお、マギー・ミネンコ、などなどが出演していたバラエティー番組があったなー、ということを思い出したのだが…

コンヴィチュニーはいかがでしょう

2006年はモーツアルト生誕250年記念ということで、オペラの新演出で話題独占のペーター・コンヴィチュニー(フランツ・コンヴィチュニーの息子)の演出によるモーツアルトのオペラが上演される。「魔笛」http://www.asahi.com/stuttgart/ と 「皇帝ティトの…

Blame It on My Youth

8月24日の日記にビル・エヴァンスのことを書いて、明日の日曜日の午後5時からエヴァンスを聴こうと思ったのだが、では8月最後の土曜の午後は何を聴いたかといえば、実に久しぶりに、約2年ぶりにキース・ジャレットのライブDVD「Standards Ⅱ」を観たのだった…

ビル・エヴァンスの正しい聴き方

コンプリート・ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード1961アーティスト: ビル・エヴァンス,スコット・ラファロ,ポール・モチアン出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2002/06/21メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (11…