グッチョイ、バッチョイ

　もう今年もあと三ヶ月と少しとなってしまった。この一年を振り返ってみれば、音楽に関しては、2004年の秋から今年の秋の始めまではワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」の鑑賞に終始した一年だったと言っていいだろう。
　そのハイライトはブログの畏友、ぱきゅんさんから戴いた大植英次さんのバイロイトライブのCD と、レナード・バーンスタインが指揮し欧州でTV放映された映像の DVD 、この二点だった。
そもそもワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」そのものが好きなので、ぼくにとってはあのルネ・コロとギネス・ジョーンズの超老年コンビの「トリスタンとイゾルデ」の映像だって観ちゃうのだ。
すべてがグッチョイなのです。バッチョイな「トリスタンとイゾルデ」は無く、すべての「トリスタンとイゾルデ」を賞味したい。

　これって変ですか？

楽劇《トリスタンとイゾルデ》全曲 [DVD]