スワン家のほうへ


楽天に吸収合併される前の「ライコスダイアリー」というところで、2002年の2月からウェッブにログを書いてきた。

この過ぎ去った9年間を省みれば、なんといっても約一年以上を費やしてプルーストの小説「失われた時を求めて」の鈴木訳を読みながら、ブログを書いてきたことが心に残る第一のことであった。

来月から十年めを迎えるにあたって、古川訳の「失われた時を求めて」を精読してみようと思う。


失われた時を求めて 1 抄訳版 (集英社文庫)

失われた時を求めて 1 抄訳版 (集英社文庫)