ベートーヴェン交響曲第九番「合唱」

mii06252010-05-16

ベートーヴェン最後のシンフォニー第九番「合唱」のわが愛聴盤は前回の日記に記したとおりオットー・クレンペラー/コンセルトへボウ盤である。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/1227302
クレンペラーの第九では植村攻さんも詳述されておられるが、↓こちらがたいへん評判がよろしい。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/124465
さらに1960年のウィーン芸術週間における↓こちらの名演

http://www.hmv.co.jp/product/detail/431044
加えて翌年秋の↓こちらの演奏

http://www.hmv.co.jp/product/detail/1914041
さらには↓映像まである。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/1811020
いずれの演奏も、クレンペラーらしく焦らず力まず落ち込まず、うちに潜めた情熱の炎はチラッとも見せずに冷静沈着、穏やかに、けれども最後には熱いものがこみ上げてくる名演である。

最近のリマスタリング技術の向上には目を瞠るものがあり、↓の2つのオタケン盤は第九の好きな方にはとても良いと思う。
フルトヴェングラーの第三楽章と、

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2559502
トスカニーニの歌心は、どちらも永遠に素晴らしい。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2655841

巨匠たちの音、巨匠たちの姿―1950年代・欧米コンサート風景

巨匠たちの音、巨匠たちの姿―1950年代・欧米コンサート風景