ベートーヴェン交響曲第四番
優秀な兄のひでお(英雄)さんと、人気者の弟だいご(第五)君の間に挟まれた次男のよっちゃん(4っちゃん)はなかなかのくせもの(曲者)、いたずらっ子である。一筋縄ではいかないのだ。けれどもよっちゃんは名タクトに触発されればその素晴らしさ、くせ者らしさを十分に発揮する名曲である。
ベートーヴェンのナイン・シンフォニーのなかではこの第四が一番好きというひともけっこういるらしい。
かくいうぼくもナインシンフォニーのなかでは第六番「田園」に次いで、ナンバーツーにこの第四が好きである。そして指揮は、世評高いカルロス・クライバー、フルトヴェングラーよりも我がオットー・クレンペラーに限る。
なかでも↓の1957年のライブ盤が一押しである。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1222845
↓はオケがベルリン・フィルなので人気があるらしいが、ぼくは寝タバコ大やけど事件以前の57年盤を採る。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1482214
↓オットー・クレンペラーの動画が見当たらないので代わりにフルトヴェングラーの第四ラストを載せておきます。