1950年代

http://www.city.inazawa.aichi.jp/museum/index.html

  • 荻須高徳画伯は1927-1940,1948-1986と滞仏し、50年以上にわたってパリのアトリエで仕事を続けたのだったが、その作品は、まるで森有正さんの語るパリが森さんのパリであったように、荻須さんの描く巴里は荻須さんの巴里であったようにぼくには思える。


  • 特に第二次世界大戦後、初の日本人画家としてフランス入国が許可された1948年から1950年代の作品にぼくはとても強く惹かれる。



↑このヨッフム指揮のワーグナーローエングリンhttp://www.operac.com/chumon/rochu.htm
にぼくは荻須さんの描く巴里と同じ温度感を感じるのだった。

森有正エッセー集成〈1〉 (ちくま学芸文庫)

森有正エッセー集成〈1〉 (ちくま学芸文庫)