コヴェントガーデンのマイスタージンガー

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HMV レビュー
ついにこの録音が登場!ハイティンク指揮の『マイスタージンガー』のライヴです!
ハイティンクは、1987年から2002年まで、コヴェントガーデン王立歌劇場の音楽監督を務めていました。
その任期中でも、語り草になるほど大評判だったのが、この『マイスタージンガー』でした。
ハイティンクの資質からして『マイスタージンガー』が打ってつけなのは容易に想像がつくでしょう。
明るく柔らかく自然体でありながら、大らかな豊かさに溢れ、しかも説得力が強い。
さらにライヴならではの起伏や昂揚もあって、まさに『充実している』としか言い様のない演奏です。幕切れ後の大喝采も当然の大名演。
また、惜しくも2002年に亡くなってしまった、スウェーデンの名テノールエスタ・ヴィンベルイの瑞々しいワルターが今となっては極めて貴重なワーグナー役の録音になってしまいました。

その他、トムリンソン、アレン、グスタフソン、リッペルト、ハウエルと、当時のロイヤル・オペラ最高の布陣です。
録音も良好。ロイヤル・オペラハウス・ヘリテイジ・シリーズ、新刊です!(キングインターナショナル)