コンヴィチュニーの「トリスタンとイゾルデ」
バイエルン国立歌劇場でペーター・コンヴィチュニーの新演出のもと、ズビン・メータが指揮し、ワルトラウト・マイヤーがイゾルデ、ジョン・フレデリック・ウエストがトリスタンを演じているDVD。
以前、衛星第2で放送された時、録画しておいたのだが、3倍速だったためか、音、映像共に劣化が激しいので、改めてDVDを購入した。
きょう、改めて観なおしてみて、この舞台は第一幕と第三幕が素晴らしい出来栄えだと思った。
アバド/ベルリン・フィルの「トリスタンとイゾルデ」を上野で観たとき以上に、ジョン・フレデリック・ウエストのトリスタンは良い出来だ(イゾルデはポラスキ)。
この前観た「シュトゥットガルト・リング」第二夜の「ジークフリート」http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20070324では、長州小力さんを思わせるような体型だったのに、この映像ではむしろ引き締まってやつれて見える。
これも衣装、ないしは演技力によるものか。
ワルトラウト・マイヤーのイゾルデ、リポフシェクのブランゲーネをバレンボイム盤で聴き返したくなった四月第四日曜日の夜だった。
- アーティスト: ポラスキ(デボラ),ブルンナー(ヘイディ),ブルンス(マルティン),ワーグナー,ビリー(ベルトラン・ドゥ),ウィーン放送交響楽団
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2006/04/26
- メディア: CD
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