カール・ベーム
このカール・ベーム指揮のドイツグラモフォン盤こそが我が「トリスタンとイゾルデ」鑑賞遍歴の原点の録音である。この演奏を聴いて心を奪われて、さまざまな「トリスタンとイゾルデ」の録音を聴くようになった、その出発点となった録音である。
ビルギット・ニルソンのイゾルデ、ヴィントガッセンのトリスタン、そしてベームの指揮、グラモフォンの録音、その全てに魅了されてしまった。
ブーレーズが指揮した大阪国際フェスティバルのビルギット・ニルソン、ヴィントガッセンの舞台を観ることが出来なかったのがただただ残念。