カクテル「マンハッタン」の粋な作り方

カクテル「マンハッタン」の粋な作り方

マアさんは美容室で「マリリン・モンローみたいな髪型にしてください」と頼んだがhttp://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=342261&log=200308、映画「お熱いのがお好き」はぼくが初めてマリリン・モンローを好きになった映画で、おもしろいギャグの連続する傑作喜劇映画だと思ったが、寝台車の中でカクテル「マンハッタン」を作るシーンは前半のハイライトではないだろうか。

そう、そのシーンというのは、フロリダへ向かう寝台列車の二段ベッドの上の段に寝ているジャック・レモンのところに、ネグリジェ姿のシュガー(マリリン・モンロー)が入ってきて二人でバーボンを飲み始めるのだが、シュガーが「ベルモットある?」ってジャック・レモンに聞くのだった。、ジャック・レモンが「なぜ?」って聞き返すと、シュガーは「マンハッタンを作るのよ!」。

もちろんシェーカーなんかない。
どうしたか?
氷枕にバーボンとベルモット、そして砕いた氷を入れて、氷枕を上下に振ってカクテル「マンハッタン」を作るのだった。

カクテル「マンハッタン」はカクテルの世界の女王http://www.h3.dion.ne.jp/~westtown/kaku/00.04kaku.htmlといわれているが、そんなカクテル「マンハッタン」は銀幕の女王マリリン・モンローに相応しいカクテルだったな。

当時、マリリン・モンローは劇作家アーサー・ミラーと結婚していて、彼は共産主義者の容疑でワシントンの非米活動委員会に喚問されていた。
そんな私生活の暗さを微塵も感じさせないモンローの可愛らしさはいまでも輝きを失わない。

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