id:tougyouさんの日記http://d.hatena.ne.jp/tougyou/20050813を拝読してぼくは愕然とした。ぼくが驚愕したのは以下の2点である。
1)ルキノ・ヴィスコンティ監督はトーマス・マンの「ブッデンブローク家の人々」を愛読していたこと。
2)ルキノ・ヴィスコンティ監督はマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」を映画化しようとし、脚本を完成していたこと。

以上の二点である。tougyouさんに感謝。

また、作家の三島由紀夫さんもトーマス・マンを愛していたことは知っていたが、北杜夫さんの「楡家の人々」を「これこそ小説なのだ」と絶賛しているという。このこともぼくは知らなかった。

楡家の人びと (上巻) (新潮文庫)

楡家の人びと (上巻) (新潮文庫)