ピアノ版ワーグナー・コンサート

プレイズ・ワーグナー

プレイズ・ワーグナー

ヴェルデュラン夫人の夜会http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20040904のメンバーである若いピアニストは、ワーグナーを素晴らしく弾くことで、ヴェルデュラン夫人のお気に入りだったが、その若いピアニストが「ワルキューレの騎行」か、「トリスタンとイゾルデ」の序曲を弾こうとすると夫人は「私を興奮させすぎるのはやめて!」と、ピアニストに抗議するのだった。
グレン・グールドに関する日記に触れることはあっても、グレン・グールドワーグナー=グールド編曲「ピアノ版ワーグナー・コンサート」に触れた日記を目にした記憶はあまりない。僕はかれこれ二十年ちかくこのグールドの「ワーグナー・コンサート」を愛聴している。これともう一つ、グールドの弾くベートーヴェン「ピアノソロ・運命」も好きな盤の一つ。