RE:RE:これが「噂の真相」だ!?「ブラームスの子守唄」

ある秋の午後、シューマン家を訪れた青年がいた。彼は「太陽のように美しい、繊細な顔立ちの、金髪の美青年」だった(作曲家と女たち 丘山万里子著 徳間書店 刊)。彼はシューマンと妻クララの前でピアノを弾き、絶賛され、そのままシューマン家に住みついてしまう。
彼はシューマンの妻、美貌の14歳年上のクララ、に恋をしてしまったのだった。
その出会いから半年も経ないうちにシューマンライン川に身を投げてしまう。毎夜、彼はクララと二人っきりになりたいために、シューマンとクララの間に生まれた幼子達を早く寝かせようとして子守唄を作曲したのだった。
彼の名はブラームスという。モームス(モー娘)では、ない。