2003/06/17(火) 「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」

DVDで、1966年米国映画『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』、原題「Who's Afraid of VIRGINIA WOOLF?」を観る。
この映画も、僕は初めて観た。34歳のエリザベス・テーラーと41歳のリチャード・バートンが、最愛の一人息子の自動車事故による死の痛みを乗り越えられない大学教授夫妻を熱演。
「熱いトタン屋根の猫」の26歳のリズ・テーラーに比べて、この映画に見る34歳の彼女の凄まじさ、吃驚してしまう、素晴しい演技!
ニコール・キッドマンの「めぐりあう時間たち」、原題「The Hours」はヴァージニア・ウルフの長篇小説「ダロウェイ夫人」をモチーフに、マイケル・カニンガムが書いた大ベストセラー小説「The Hours」の映画化なのだった。「ダロウェイ夫人」も少し前に映画化され、岩波ホールで上映された。