2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1月11日 謙虚さなしに自己完成は不可能である。“現にほら、俺はこんなに立派なのに、このうえ何が完成だ” 1月12日 われわれは一人一人自分自身で、自分と世界および神との関係を樹立しなければならない。

失われた時を求めて(上)作者: マルセル・マルセル・プルースト,マルセル・プルースト,鈴木道彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 1992/06/19メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (26件) を見る

プルースト「スワン家の方へ」 憧れのゲルマント公爵夫人-4 http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20040828

負け猫の遠吠え

作家、夏目漱石が芥川賞を受賞したのは何歳のときだったろうか?どうも最近、物忘れがひどくなった。たしか受賞対象作品は「負け猫の遠吠え」とかいった名前の作品だったような気がするのだが…。そういえばつい最近、久本雅美主演でテレビドラマ化されていた…

ぼくは2002年の2月からライコス・ダイアリーというところでウェッブ日記を書いてきた。そして2003年の8月にライコスが楽天に合併されたのをきっかけに、ライコスダイアリーで日記を書いておられたののさんhttp://d.hatena.ne.jp/nnflower/がはてなダイアリー…

ISBN:4480039112

1月10日 宗教は教育の基礎である。それなのにわがキリスト教社会では、誰一人信じていない事柄が教えられている。子供は鋭いのでそれを見破り、教えられる事柄を信じないばかりでなく、教える人たちをも信用しないのである。

移動祝祭日

かつて、「成人の日」は1月15日と決まっていた時代があった。そしてそれはかなり昔のようでもあるし、そう昔のことではないような気もする。

プルースト「スワン家の方へ」 憧れのゲルマント公爵夫人-3 この日から、ゲルマントの方へ散歩に行くたびに、自分に文筆の素質がないこと、いずれ有名な作家になるなどという望みをあきらめねばならないことが、以前にもましてどんなに悲しく思われたことだ…

1月9日 記憶によってでなく、自らの思索によって得られたもののみが、真の知識である。

1月8日 キリスト教の教えの実現のためには、その歪曲を取り除くだけで充分である。

「Keith Jarrett Solo 2005」

〜 キース・ジャレット 3年ぶりのソロコンサート 〜 10月14日 ( 金 ) 東京芸術劇場 10月20日 ( 木 ) 東京芸術劇場 10月17日 ( 月 ) 大阪フェスティバルホール 6月4日 東京発売予定 だそうだ。 ぼくはアルバム「ボディ・アンド・ソウル…

今年のキースは…

リンクしているきゆらさんの日http://plaza.rakuten.co.jp/moe8787/diary/200501070000/に今年のキース・ジャレットはソロ・コンサートで来日予定との記事が書かれていた。 ということはこの「ラスト・ソロ」は? 第二のMJQ、MJQの二の舞にならないと…

プルースト「スワン家の方へ」 憧れのゲルマント公爵夫人-2 そしてこういった空想は、私がやがていつか作家になろうと考えている以上、いったい何を書きたいのか、今やそれを知る時期に来たことを告げていた。けれども、自分の書きたいものを探りながら、無…

1月6日 善をなすには努力が必要であるが、悪をおこなわぬためには、より以上の努力が必要である。 1月7日 優しい心は、いっさいの矛盾を解きほぐす人生の花である。それは紛糾したものを解明し、困難なものを容易にし、陰鬱なものを明るくする。

ローエングリン*歌劇 [DVD]アーティスト: ホフマン(ペーター),マルトン(エヴァ),マカーディ(ジョン),ロール(レイフ),リザネク(レオニー),メトロポリタン歌劇場合唱団出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2002/06/25メディア: DVD クリック: 2回この商品を…

ボリショイ

マクドナルド・モスクワ店ではビッグ・マックのことを「ボリショイ・マック」といっているらしいが、いま一歩判然としない。

プルースト「スワン家の方へ」 憧れのゲルマント公爵夫人 ゲルマントの方への散歩のさいに、私たちは一度もヴィヴォーヌ川の水源までさかのぼってゆくができなかった。私はよくその水源のことを思い浮かべたけれども、非常に抽象的で観念的な存在のように思…

1月5日 人々のひしめく建物のなかで誰かが「火事だっ!」と叫ぶ。すると人々は戸口に殺到し、たちまち何十人何百人の死人がでる。

ビン・ラディンのマトリューシュカといえば昨年秋に聴いた世界初のワーグナーのローエングリン全曲録音http://www.operac.com/chumon/rochu.htmを思い出す。サモスード指揮ソビエト国立放送交響楽団演奏、ロシア語歌唱による世界初の全曲スタジオ録音盤なの…

今日は新年会だった

名誉教授宅で午後五時過ぎから飲む。ただひたすら飲んだが、ナパ・バレー産のカリフォルニアワインは美味しかった。ボトルの形からして、ボージョレ・ヴィラージュのタイプではなくて、ボルドー・タイプのワインだと思った。カリフォルニアワインを飲むと、…

1月4日 すべての人がそれぞれの重荷を負い、それぞれの欠点を持っている。何人(なにびと)も他人の助力なしで暮らせるものではない。それゆえわれわれは互いに慰めあい、話し合い、誡(いまし)め合って助け合わねばならない。

プルースト「スワン家の方へ」 冒涜と快楽-3 クレープ地の服の胸あきから、すばやく女友だちに接吻されたのを感じて、ヴァントゥイユ嬢は小さく叫び声をあげると逃げ出した。それから二人は、どたばたと追ったり追われたりした。まるで翼のような広い袖をひ…

1月3日 燃える力、光を放つ力がないならば、せめて光を消さぬようにするがよい。

モンジューヴァン

新年も三日経過した。今日の日記の題名はヴァントゥイユの住んでいた地名から採った。「ぼくの麻布十番」という意味ではない。

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1月2日 最も野蛮な迷信の一つは、現代のいわゆる学者たちの大多数にはびこる、人間は信仰なしに生きられるという迷信である。なぜいまトルストイかというと、「映像の世紀」第一集20世紀の幕開け カメラは歴史の断片をとらえ始めた にレフ・トルストイの…

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心機一転。今朝はブラームスの第三番を聴く。ベルナルド・ハイティンク&LSOで昨年秋に渋谷のタワーレコードで購入したもの。その時に一度聞いて「ああ良い、こんどゆっくり聴こう」と思っていたもの。ハイティンクはその容貌と名前からK−1ファイターのよ…

1月1日 物質的毒物と精神的毒物の差異は、前者の大多数が不快な味を伴うのにひきかえ、新聞とか悪書とかいった精神的毒物は、往々にして魅惑的である点に存する。

文読む月日

今年からレフ・トルストイの「文読む月日」(筑摩書房刊)をその日の日記に書いていくことにしました。