砂漠論

mii06252008-08-14

工藤庸子先生の「砂漠論」を読み始めた。

工藤先生を知ったのはマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」を読んでいるときで、ちょうど「ソドムとゴモラ」を読んでいた頃のように記憶しているが定かではない。

プルースト関連の書籍も「失われた時を求めて」と並行してだいぶ読んだのだが、工藤庸子先生の「プルーストからコレットヘ」はとても素晴らしかった。

その後、「ヨーロッパ文明批判序説」を読んだのだが、プルーストに関する記述以外はほとんど歯が立たなかった。難しすぎた。この本を正しく理解するためにはセミナーを受講するのが一番良いような気がした。

今回の「砂漠論」はなんとか読んで、理解出来そうな予感。

ヨーロッパ文明批判序説―植民地・共和国・オリエンタリズム

ヨーロッパ文明批判序説―植民地・共和国・オリエンタリズム

砂漠論 ヨーロッパ文明の彼方へ (流動する人文学)

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