ウィーン国立歌劇場の「トリスタンとイゾルデ」
4月19日土曜日の午後、ミラノ・スカラ座の映像を観ることによって再燃したぼくの「トリスタンとイゾルデ」熱はグラインドボーンの「トリスタン」によっても一向に下熱する傾向をみせずにいたのだったが、コンヴィチュニーの第三幕でやや下がり始め、昨夜から今日早朝にかけてティーレマン/ウィーンフィルの音源を聴くに及んで、ついに解熱、寛解した。
それくらい最近はこの音源が気に入っている。
ティーレマンの「トリスタンとイゾルデ」は、柔軟でありながら、力強さがある。
そこに最も魅かれる。