バイロイトのバレンボイム(1)
現在、ベルリン国立歌劇場を率いて来日中http://www.nikkei-events.jp/opera/berlin/
のダニエル・バレンボイムは現代のワーグナー指揮者の第一人者であるが、いま我々はバレンボイムが指揮したバイロイトの映像を二作品、鑑賞することが出来る。今日の日記にアップした写真はそのうちの「ニーベルングの指環」、第一夜「ワルキューレ」第三幕のクライマックスの舞台写真だ。
神々の長(おさ)ヴォータンを演じているのはイギリス人のオペラ歌手ジョン・トムリンソン。
ぼくはトムリンソンの「ワルキューレ」第三幕のライブをサントリー・ホールで聴いたことがあるが、それはそれは素晴らしいものだった。
しかしYouTube でこの映像を検索したのだが見当たらない。マッキンタイヤーの映像ばかりが目についたがトムリンソンさんのクプファー・リングは見つからなかった。
そこで、ワルキューレ第三幕とはどういうものか、参考になるであろう映像を二作品アップしてみた。
最初はプロムスでパッパーノが振った「ワルキューレの騎行」。
二番目はロイヤル・オペラハウスでのやはりパッパーノが振った「ヴォータンの告別」。トムリンソンさんの得意としたワーグナーの歌唱とはどんなものだったのか、少しは分っていただけると思う。
ジョン・トムリンソンのヴォータンはアマゾンにリンクした下記のDVDで楽しむことが出来ます。
- アーティスト: エルミング(パウル),ヘレ(マティアス),トムリンソン(ジョン)
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/09/21
- メディア: DVD
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