重量オーバー?のイゾルデ

前回の日記で、ワルトラウト・マイヤーさんのイゾルデについて少しだけ触れたが、ひと昔前、人気を博していた映像をご紹介しよう。


ヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮のもと、ウィーン・フィルをバックに歌うジェシー・ノーマンさんの「イゾルデの愛の死」です。

この演奏はドイツ・グラモフォンでCD化され、けっこう人気があった。

けれども映像はぼくは初めて見る。

字幕は付いているが、よく解らん。

こういう時に「オペラ対訳ライブラリー・シリーズ」が役に立つ。

それにしても↑この映像、やけに古臭くないか?

むしろ↓この映像のほうがワーグナーらしくてええぞう。

バイロイトの舞台で、イゾルデを演じているのが来月来日するワルトラウト・マイヤーさん。

たしか舞台衣装のデザイナーは山本耀司さんだったと思う。

そしてこれ↓がぼくのいちばん好きなジェーン・イーグレンさんのメトの舞台。
http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20041226/p1

ジェシー・ノーマンさんに決して引けを取らない超重量級のイゾルデだが歌いっぷりは可憐そのもの。

ぜひ、この三人のイゾルデ、聴き比べてみてください。




ワーグナー トリスタンとイゾルデ (オペラ対訳ライブラリー)

ワーグナー トリスタンとイゾルデ (オペラ対訳ライブラリー)