カラマーゾフの兄弟

mii06252007-09-01

朝日新聞、本日の朝刊によれば、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の新訳の売れ行きが出版社も驚くほど好調だという。

ぼくが二十歳の頃、夢中になって読んでいた哲学者、森有正さんhttp://d.hatena.ne.jp/mii0625/20040618の著書に「ドストエフスキー覚書」という一作があったが、ぼくはドストエフスキーを読むことがなかった。あの「罪と罰」でさえまともに読んだことが無い。何回かトライしたことはあるが、読み進むことが出来ないのだった。

こんどの新訳には「流れと勢い」があるという。

村上春樹さんは、「これまでの人生で巡り合った重要な本」3冊に、自ら訳出した「グレイト・ギャツビー」、「ロング・グッドバイhttp://d.hatena.ne.jp/mii0625/20070415と共にこのドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を挙げている。

読書の秋の到来だ。ドストエフスキーに再チャレンジしてみようか?


カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)