コンヴィチュニーの「タンホイザー」

mii06252007-08-11

コンヴィチュニー演出のワグナーを「ローエングリン」、「トリスタンとイゾルデ」と続けて日記に書いてきて、順当にいけば「ニュールンベルグマイスタージンガー」へと進むべきだろうが、この秋、来日するドレスデン国立歌劇場http://www.japanarts.co.jp/html/dresden2007/abstracts.htmの演目の重要な柱である「タンホイザー」に注目、今日はバイロイトシノーポリの「タンホイザー」を観た。この DVD は我がお気に入りの盤。

ホームページによれば、コンヴィチュニー演出の「タンホイザー」には大きな読み替え演出はないらしいが、ヴォルフラムのエリーザベトへの秘められた愛が細かく演出されているらしく、この点には激しく同意。

シノーポリ盤のヴォルフガング・ブレンデル演ずるヴォルフラムとも相通じるものがあると思う。

惚れた男と結婚するよりも、惚れられた男と結婚するほうが人生、楽に生きられるという映画「月の輝く夜にhttp://d.hatena.ne.jp/mii0625/20031202/p1のなかの名セリフをエリーザベトにも聞かせてやりたいものだ、と思った。

ワーグナー:歌劇「タンホイザー」/シノーポリ指揮 [DVD]

ワーグナー:歌劇「タンホイザー」/シノーポリ指揮 [DVD]