「ワルキュ−レ」
「ラインの黄金」に引き続いて「シュトゥットガルト・リング」第一夜、「ワルキューレ」を観る。
この「ワルキューレ」は序夜の「ラインの黄金」と違って極めてオーソドックスな演出である。
最初からまるでカーテンコールのように舞台上に全員集合してしまうなどということはなく、ワーグナーの台本に忠実な舞台作りであった。
が、しかし、例のサイモン・ラトル/ベルリン・フィルのベートーヴェン「フィデリオ」の舞台でも下着姿のレオノーレを演じたアンゲラ・デノケ嬢がまたまた、下着姿でジークリンデを演じているのにはただ唖然。
下着姿になるのはデノケさんの好みなのだろうか。インターネットでいろいろ検索してみても良く分からない。どなたか詳しい方、ご教示下さい。
第三幕はこれといった傑出点は無く、可もなく不可もなしといったところ。やはり第三幕は「クプファー・リング」のレーザー光線の演出がなんといっても、頭抜けて素晴らしい。
こうしてみると、意外に、意表を突いた全員集合の「ラインの黄金」の舞台のほうが、印象鮮やかに思えてきたりする。
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