家宝は寝て待て
1955年といえば今から51年前ということになる。この51年も昔の演奏がまるで昨日の演奏のような録音で、聴くことが出来るなんて、いったいどこの誰が想像していただろうか。
このような夢のような出来事がついに実現したのだ。まさに果報は寝て待て ではなくて、家宝は寝て待て と言うべきではないだろうか。
英国TESTAMENTレーベルから発売された、カイルベルトが指揮するワーグナーの「ニーベルングの指環」全曲盤シリーズは、まさに全てのワグネリアンの家宝となるであろう、素晴らしい出来栄えだ。
本日、「ラインの黄金」http://www.hmv.co.jp/product/detail/1454759を初めて聴いて、そのあまりの素晴らしさに言葉を失った。
「ワルキューレ」のことは日記に書いたがhttp://d.hatena.ne.jp/mii0625/20060624、この「ラインの黄金」はまさに背筋ゾクゾクものだった。まさに我が家宝のCDだ。
オペラックhttp://www.operac.com/の井上代表の私信で、ただものではないと思っていたが、まさかこれほどの演奏・録音だとは思わなかった。
今月下旬に発売される「神々の黄昏」の到着を待って、あらためてじっくり聴いてみたい。