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いままで覚え書きに書いてきた「トリスタンとイゾルデ」は全て全曲盤だが、抜粋盤も少しは持っていて、その中にはどうしても覚え書きに書きとめておかなくてはならない名盤がある。
- 「トリスタンとイゾルデ」番外篇
1947年2月26日、ミラノ・スカラ座における上演の記録。
指揮はヴィクトル・デ・サバタ
イゾルデ:キルステン・フラグスタート
トリスタン:エイナー・ビヨルン
音は1951年のデ・サーバタの全曲盤より遥かに良い。デ・サバータの名指揮のもと、神々しいまでのフラフスタートの名唱が聴ける。我が秘蔵の一枚。