15日(金)の夜に水村美苗さんの「本格小説・上」

本格小説 上

本格小説 上

を読んだ。そして16日(土)の午後3時頃から夜8時頃までに吉野源太郎さんの「西武事件」
西武事件 「堤家」支配と日本社会

西武事件 「堤家」支配と日本社会

を読み終えて、11時過ぎから「本格小説・下」
本格小説 下

本格小説 下

を明け方5時頃までかかって読み終えた。心良い疲労感が残る。たしかに水村美苗さんの「本格小説」はid:HNakaさんのおっしゃられたように「丁寧に書かれた小説」だと思うがアマゾンの書評に絶賛されているようには、ぼくは感動することが出来なかった。これはいま、ジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ
ユリシーズ 1 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

ユリシーズ 1 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

を真剣に読んでいるからなのかも知れない。ユリシーズを読み終えたあと、「本格小説」を再読してみれば、また違う感想を抱くようになるかも知れない。

さあ、新聞社をあとにして、ランチに向かうミスター・ブルームに戻ろう。