「トリスタンとイゾルデ」聴き比べ

妖精の国

リンクしているid:HNakaさんの日記http://d.hatena.ne.jp/HNaka/20050315で知った「物語アイルランドの歴史」中公新書1215を読了。これと「図説・アイルランドの歴史」

図説 アイルランドの歴史

図説 アイルランドの歴史

もパラ読みしたのだが、肝心の「トリスタンとイズー物語」
トリスタン・イズー物語 (岩波文庫)

トリスタン・イズー物語 (岩波文庫)

は未読なのだから何だかな〜ではある。因みにぼくはアイルランドが「妖精の国」だということを初めて知った。*1

陰陽師的要素を持つアイルランドの王女イゾルデ姫はかなり年配のイングランド王マルケのもとへお嫁入り(政略結婚)するために船に乗る。

アイルランドの王女イゾルデ姫には若く美しい勇者のフィアンセがいたが武運つたなく、対イングランド戦争で、今から政略結婚させられるイングランド王マルケの弟の息子(甥っ子)トリスタンに殺されてしまう。ところが重症を負ったトリスタンを助けたのは、な、なんとフィアンセを殺された陰陽師的要素を持つイゾルデ姫だった。

ゾルデ姫は初めて逢ったその日からトリスタンに恋してしまう。

コーンウオールの岸で待つイングランド王マルケのところへと向かうイゾルデ姫を乗せた船を操るのはトリスタン。イゾルデ姫の心は千路に乱れるなぁ。もうこうなったらトリスタンと心中しよう、そう思ったアイルランドの王女イゾルデ姫はトリスタンと一緒に毒杯を仰ぐ。ここまでがワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」の第一幕。

この第一幕だけを聴き比べるということをしてしまった。比べたのはフルトヴェングラーの「トリスタンとイゾルデ

ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲

ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲

カルロス・クライバーの「トリスタンとイゾルデ」。
ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲

ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲

第一幕だけを続けて聴き比べるということはあまりしたことがない。これは結構疲れた。まるで、「コンフィチュール アッシュ」の駒沢バウムクーヘン

http://www.sweetssweets.com/clsup/clsup_bn/cl_0503coh.html

と「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」のパン

http://otorioyose.seesaa.net/article/2296649.html

を続けてたくさん食べたような気分だった。

*1:http://www.globe.co.jp/homepage.htmlこのホームページはとても興味深かった。