パリは燃えているか-2

映像の世紀」はピアニスト加古隆さん

が音楽を担当(フジテレビの「白い巨塔」の音楽も加古さん)したが、テーマ音楽は「パリは燃えているか」と題され、大戦争の時代を表現した名曲である。
もともとはパリを占領していたドイツ軍の総統アドルフ・ヒットラーがヒタヒタとパリ開放に向かって進行してくる連合軍に対してキレて、「パリなんか火を点けて燃やしてしまえ!」と命令したことによる。このあたりのことは映画「パリは燃えているかhttp://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD16408/に詳しいが、とにかく、ヒットラー総統がドイツ軍パリ司令部に電話をかけて「パリは燃えているか?」と甲高い声で真顔で訊ねたというのは歴史的事実なのだが、ゲッペルス宣伝相の悩みを聞くと、この時のヒットラー総統の「パリは燃えているか?」と訊ねる声をイメージしてしまうのだった。