メル・トーメ/アット・ザ・レッドヒル

昨夜は或るパーティがあって、飯倉まで行ってきた。二次会に出る気にもならず、直帰し、秘蔵の辻さんの講演記録のCDを聞いたり、高校時代に良く聴いていたジャズのCDを聴き直したりして過ごす。
今日は午後から、昨夜の続きでジャズのCDを聴く。で、たまにはジャズボーカルの話でも…、ということで、我が取って置きのメル・トーメのことを書こう。
メル・トーメの本格的なファンは絶対にベツレヘム盤の「アット・ザ・クレッセンド」から入ると思う。しかし、僕は本格的なファンではないので、アトランティック盤の「アット・ザ・レッドヒル」から入る。
この盤はニュージャージーのクラブ「レッドヒル」でのライブで、バックはピアノトリオ、1962年トーメ37歳の時の作品。約40年後の今聴いてもまったく古さを感じさせないトーメの歌いっぷりを満喫。このレッドヒルのトーメが二十年後にグラミー賞を獲得することになるのだった。