2003/08/31(日) 『ローエングリン』
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- アーティスト: ホフマン(ペーター),マルトン(エヴァ),マカーディ(ジョン),ロール(レイフ),リザネク(レオニー),メトロポリタン歌劇場合唱団
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2002/06/25
- メディア: DVD
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オペラの世界は何でもありの世界だ。不倫・姦通はあたりまえ、陰謀・詐欺・殺人から近親相姦まで、それこそ何でもある。
白鳥の騎士、ローエングリンはそんなオペラの世界にあって、かなりロマンチックな物語だ。特に第三幕の「結婚行進曲」は誰でも知っている。聴けば「え、これワーグナーだったんだ」と誰もがいうくらい、皆知っている。
『12歳の時にわたしは初めて「ウィリアム・テル」を見た。それから、二、三ヵ月後、「ローエングリン」を見たのが、わたしがオペラを見た最初である。わたしは一度でひきつけられた。バイロイトの巨匠(ワーグナーのこと)に対するわたしの感激は、とどまるところを知らなかった。』
これはアドルフ・ヒットラーの『我が闘争』の一節である。ヒットラーがその後に実行した「オペラ」については、ただ沈黙する他はない。
そして、つい数日前、小泉総理は聖地バイロイトを訪れ、ワーグナーのオペラを楽しんだ。