2003/06/09(月) 『スマ・スマ』を聴きながら、『批評』と『感想』の違いを考える

mii0625の日記 2003/06/05(木) 映画『スパイ・ゾルゲ』は「イマジン」で終わるのだったへの追記:
いま、TVから『スマ・スマ』の音声が流れている、岩下志麻さんの声も聞こえた。で、昨日から気になっていた、「critisism」と「impressions」の違いについて考える。
篠田監督が映画、『スパイ・ゾルゲ』で描き出したかったのは、自らの昭和史への「批評」だったのか、「論評」だったのか、それとも「感想」だったのか、ということを考えてしまった。
ある方のlycos日記は感想日記だが、別のところでのその方の文章は「批評」だった、素晴しい批評だった。書物に対して批評すれば「書評」になるが、好き嫌いの次元で何かを述べれば「感想」になる。
篠田監督の『スパイ・ゾルゲ』は「論評」でもなければ「感想」でもない、「作品」なのだ、それも自己の全てを注ぎ込んだ「歴史的作品」なのだ!と想った。