マリア・カラスと三人の男達ー1

2002/12/27(金)マリア・カラスと三人の男達ー1
マリア・カラスは1923年(昭和元年)12月2日、ギリシャ移民の第3子としてニューヨーク、マンハッタンで生まれた。生きていれば、ちょうど79歳の誕生日を迎えたばかりということになる。
ニューヨークのハイスクール卒業後、祖母のいるギリシャに母と共に渡り、アテネ国立音楽学校に入学、一旦アメリカに帰国し、24歳の時にヨーロッパへ、ナポリから「ロメオとジュリエット」で有名なヴェローナに行く。この時、地元の実業家、メネギー二(52歳)と出逢う。二人は熱烈な恋に落ちる。170cm超,100kg超の24歳の美女と160cmそこそこ、70kgそこそこの髪の薄い50過ぎの中年男は2年後の1949年に結婚する。
結婚後、カラスのマネージャーとなった、夫メネギーニのもと、カラスはその才能と魅力を開花させ、1958年、パリ・デビュー。

「歌に生き、恋に生き」(パリ・デビュー) (la callas... toujours Paris 1958)  [DVD]

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フランス大統領以下、ブリジット・バルドージュリエット・グレコイブ・モンタンチャップリンサガンなど世界中の有名人・文化人がパリ、オペラ座に集まった。その中にはギリシャの海運王、オナシスもいた。