「五月のバラ」

mii06252008-05-05

パリの花屋さん。

パリの花屋さん。

ぼくは歌を聴くのは好きだが、自ら歌うことはほとんどない。

しかし、数年に一度か二度、一曲か二曲歌うことがあって、そのときに歌う曲のひとつがこの「五月のバラ」なのだった。

この曲は、誰が作詞・作曲し、誰が歌った曲なのか何も知らない。

ただ飲みに行って、他の人が歌うのを聞いていて、いつの間にか覚え、いつの間にか自分でも歌うようになっていた。

特に↓この部分

♪ 忘れないで 忘れないで 時は流れ過ぎても ♪

この部分はその歌詞のとおり、忘れられなかった。


♪ 五月 花開き めぐる二人の五月

  赤いバラを 美しいバラを 

  ぼくのもとに届けておくれ  ♪

この曲の作詞がなかにし礼さんだったのを昨日、初めて知った。

http://tv.mofile.com/9SOYPP3O/
↑これはvideo.google.com/videoplay の映像です。
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 秋川雅史さんの歌う「五月のバラ」はチョー立派である。こんな立派な俺のことを忘れるはずなんかない、という感じの「五月のバラ」だ。

それに比べてぼくの歌う「五月のバラ」は、「え?あんたまだいたの!」という風情の「五月のバラ」なのだった。

プルーストは「失われた時を求めて」の中で、こう書いている、

恋愛のほんとうの終わりは「相手を忘れること」ではなくて、「相手に無関心になること」だ、と。

千の風になって?一期一会? 旅立ちの日に 他

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