ベートーヴェンのチェロ・ソナタ

「点と線」

今日の朝日新聞夕刊を見てビックリしてしまった。最終面に大きく宣伝が載っている。

テレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャ
ビートたけし×松本清張 点と線 今夜9時 2夜連続放送。

ぼくが小学生だったころ話題になった小説の初テレビドラマ化だそうだ。松本清張さんの小説に夢中になるには団塊の世代は若すぎたと思う。あまり真剣に夢中になって読んだ記憶がない。

昭和三十年代前半の世相と「点と線」、2007年の晩秋にどんなふうにリメイクされているのか、見てみたいと思う。

そのころの時代(松本清張さんの小説「点と線」がベストセラーになったころ)の演奏ということでグレン・グールドベートーヴェン、「チェロ・ソナタ第三番」を観た。これが実に素晴らしいのだ。ベートーヴェン自身は「ピアノとチェロのためのソナタ」と名付けたらしいが、まさにその題に相応しいピアノとチェロが丁々発止と渡り合ったスリリングな名演である。いま流行の「コラボ」の真髄がここにあると思った。

ジャクリーヌ・デュ・プレの演奏

レナード・ローズとグレン・グールドの演奏に比べて、同じ曲なのにこうも違うということで、ジャクリーヌ・デュ・プレダニエル・バレンボイムの演奏も貼っておく。

http://www.youtube.com/watch?v=LKgoq16TJLw

風のジャクリーヌ〜ある真実の物語〜

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