ティーレマンの「ばらの騎士」

リンク先のWandererさんの日記http://d.hatena.ne.jp/Wanderer/20071103を読んで、まさにティーレマンの演奏会だな、と思った。

ティーレマンの演奏はクライバーとまったく違うのだ。

ドイツ・グラモフォンの秘蔵っ子クリスティアンティーレマンは同社専属だったカルロス・クライバーと同じ曲を多くCD化しているが、そのどれもが違う。

ベートーヴェンの第五/第七、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」、ブラームスの第一。そのどれもが全く違う。まったく違っているのだがどちらも素晴らしい。

いままでは言葉を使ってこの違いを表現するしかなかったが YouTube と「はてな」がリンク出来る現在は違う。まずは鑑賞なさってみてください。

トータルで約25分です。

繊細かつ優美なカルロス・クライバーと繊細でありながら大胆なクリスティアンティーレマン、ふたりの指揮する極上のシュトラウスサウンド、いかがでしたか?

来日中のドレスデン国立歌劇場の「ばらの騎士http://www.a-tempo.info/Rose.htmlではゾフィーを日本人の森麻季さんが演じているそうだ。日本人大リーガー達に負けずにガンバレ、森さん。

R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」 [DVD]

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