OD錠(口腔内崩壊錠)

mii06252006-01-16


土曜日から風邪をひいた。くしゃみと咳きのいわゆる「感冒様症状」で、漢方の風邪薬「葛根湯(カッコントウ)」と「小青竜湯(ショウセイリュウトウ)」を飲んで、それに加えて抗ヒスタミン剤の「エバステル5mg錠」を飲んで、土曜の午後から日曜いっぱい、家でぶらぶらしていたらだいぶ良くなった。

抗ヒスタミン剤の「エバステル5mgOD錠」(Oral Disintegrate Tablet)はいわゆる”口腔内で崩壊する”錠剤だが、口腔粘膜からは吸収されないので唾液や水で飲み込まないといけない。
ぼくは薬を飲むのは上手いので、別にOD錠でなくてもかまわないが、喉(のど)に痞(つか)えたりして薬を飲むのが苦手なひとにはこのOD錠はとても良いだろう。そのうち、内服薬はこのOD錠が主流になるのではないかと思う。

風邪らしい風邪をひいたのは実にひさしぶりだ。たいがい感冒様症状が出た時に「葛根湯(カッコントウ)」を飲むと一日くらいで症状が消えていたのだが、今年の厳冬のせいか、本格的な風邪をひいてしまった。

というわけで、週末の土・日は読書もしなければ音楽も聴かず、ただボーっと過ごしたのだったが、こういう一日の過ごし方もたまには良いなあと思った。